23.09.11
オフィスや賃貸でタバコの臭いがしみついてしまった、臭いを消したい。
そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。タバコの臭いはなかなか消えず残りますよね。
タバコのにおいは、煙や吸い殻に含まれる有害物質が室内に拡散することで発生します。
特にタール成分は、室内の家具や壁などに付着して、においの原因とも言われています。
この記事では、そんなたばこの臭いの原因は何か、タバコの臭いを消す方法について解説します。
タバコの臭いの主成分は、揮発性有機化合物(VOC)です。
煙や吸い殻に含まれる有害物質で、強烈な臭いの原因となります。また、タール成分も臭いの原因のひとつになります。
タバコの臭いで最も強い匂い物質は、ピリジンです。あの独特のタバコ臭は、ピリジンから来ています。
実はタバコの主成分であるニコチンは、臭いはほとんどありません。
コーヒーのにおい成分でもあり、魚の腐った臭いとも言われている物質です。
タバコの煙に含まれる成分で、苦味や渋味の成分でもあります。
タバコの臭いを消す方法には、以下の方法があります。
基本的には、繊維やほこりに吸着してしまった臭い物質を取り除く方法になります。
タバコを吸う前後や、喫煙室から出た後には、窓を開けて換気をしましょう。
換気扇を回すことも有効です。
空気を入れ替えることで、タバコの臭いを薄めることができます。
定期的に部屋や家具、カーペットなどを掃除し、タバコの臭いが付着している汚れを取り除きましょう。
特に壁やカーテン、ブラインドなどの布製品は、タバコの臭いがつきやすく、頻繁に掃除が必要です。
消臭スプレーを使用することで、タバコの臭いを取り除くことができます。
ただし、臭いをマスキングするだけでなく、においを吸着して消すような、無香料の消臭スプレーを選びましょう。
布製品にはタバコの臭いがつきやすく、衣服やタオル、カーテンなどにもにおいが染み込んでしまいます。
布製品の臭いを取り除く方法は、以下のとおりです。
布製品に付着したタバコの臭いを取り除くには、洗濯することが効果的です。
臭いが気になる衣服、タオル、カーテンなどを洗濯機で洗い、においを取り除きましょう。
布製品に重曹を散布することで、臭いを吸着して取り除くことができます。
布製品を水洗いし、しっかりと乾かした後、重曹を布製品の表面に散布してから、しばらく置いておくと効果的です。
タバコの臭いを取り除くためには、空気をきれいにすることが大切です。
空気をきれいにする方法は、以下のとおりです。
空気清浄機を使用することで、空気中のタバコの煙や臭いを吸い込み、取り除くことができます。
ただし、空気清浄機を使用する場合には、清掃やフィルターの交換にも注意が必要です。
ハウスプラントを育てることで、室内の空気を浄化し、タバコの臭いを取り除くことができます。
特に、葉面が大きく、光合成によって酸素を生成する観葉植物が効果的です。
タバコの臭いがなかなか取り除けない場合には、専門業者に依頼することが効果的です。
消臭施工を依頼する場合には、建物内を消臭することができます。
家具やカーテンなどの布製品にタバコの臭いが付着してしまった場合には、クリーニングサービスに依頼することができます。
専門のスタッフが、布製品を丁寧にクリーニングし、タバコの臭いを取り除いてくれます。
タバコの臭いが壁紙や床材に染みついてしまった場合には、張り替えを依頼することが効果的です。
専門業者に依頼することで、短時間で臭いを取り除くことができます。
タバコの臭いは、煙や吸い殻から室内に拡散され、揮発性有機化合物(VOC)、ピリジンが室内に付着して臭いの原因となります。
タバコの臭いを消す方法には、換気や掃除、消臭スプレーの使用、空気清浄機やハウスプラントの活用などがあります。
また、専門業者に依頼することも効果的です。しかし、最も効果的なのは禁煙することです。