22.09.30
カーペットとじゅうたんに違いがあるのを知っていますか?
「カーペット」は英語で、日本語で言うと「じゅうたん」になると思っている方は多いでしょう。
実際に、その認識は間違いではありません。
しかし、最近は言語の違いだけではなく、カーペットとじゅうたんでは違う物を指す場合があります。
本記事では、カーペットとじゅうたんの違い、選び方などを紹介していきます。
カーペットとじゅうたんの違いを知りたい方、何を敷けばいいか困っている方必見です。
先程も少し触れましたが、カーペットは英語で日本語はじゅうたんであり、基本的には同じものです。
しかし、現在ではカーペットよりもじゅうたんの方が高級なイメージを持っている方が多いです。
高級なじゅうたんとして有名なペルシャじゅうたんは、同じ意味でもペルシャカーペットとはいいません。
これはカーペットよりもじゅうたんの方が高級感があるためです。
このように、カーペットとじゅうたんでは違いがあります。
それぞれ紹介します。
カーペットは、床に敷く敷物の総称です。
イメージとしては会社やお店などの床一面に敷き詰められているものになります。
サイズは3畳以上のものを指し、3畳以下の物はラグと呼ぶ場合が多いです。
フロア(部屋)一面に敷き詰めるカーペットの効果はさまざまです。
● 断熱効果
● 防音効果
● 防震効果
● ほこりの舞い上がり
また、素材についても色々あります。
● ウール
● ナイロン
● ポリエステル
● アクリル など
デメリットとしては、フロア(部屋)一面に敷き詰めるため、メンテナンスが難しい部分でしょう。
床に敷く敷物であり、3畳以上の物を指すのはカーペットと同じです。
しかし、じゅうたんはカーペットの中でも、手織りで作られた高級品を指す場合が多いです。
● ペルシャじゅうたん
● パキスタンじゅうたん
● 中国段通 など
最近は、天然素材ウールを手織りでつくり上げた「ハグみじゅうたん」も人気があります。
手織りで作られる高級品のため、フロア(部屋)一面に敷くのではなく部屋の中心や机の下など部屋の一部に敷く場合が多いです。
しっかりとしたつくりなので、世代を超えて長年愛用できます。
カーペットやじゅうたんを選ぶ際、デザインや色で選ぶ方も多いでしょう。
しかし、それでは失敗する可能性が高く注意が必要です。
ここでは、部屋にあわせたカーペットやじゅうたんを選ぶ方法を紹介していきます。
選び方は4つのパターンに分かれています。
1. どこに敷くのかを決める
2. デザインや色を決める
3. 機能性を決める
4. サイズを決める
上記の順番でカーペットやじゅうたんを選んでいくと、部屋にピッタリのものが見つけられるでしょう。
まずは、カーペットやじゅうたんをどこに敷くのかを決めましょう。
敷き方としては主に2つ考えられます。
部屋全面に敷くタイプと部屋の一部に敷くタイプです。
部屋全体に敷き詰めると、冬は暖かく、下の階に生活音が響きにくいです。
しかし、敷く面積が広くなるため高額になりやすいです。
テーブルの下やソファの前など部屋の一部に敷く場合、サイズ展開や形など比較的選択肢が多いでしょう。
サイズ感なども自由に選べるため、価格を抑えられます。
最近の若い方は、部屋の一部に敷くタイプを選ぶ方が多いです。
カーペットやじゅうたんにはさまざまなデザインや色があります。
全面に敷いても、一部に敷いても部屋の雰囲気は一気に変わります。
好きな色で決めるのも一つの手でしょう。
しかし、部屋をどんな雰囲気にしたいのかなどに併せて、デザインや色を決めるのが最適です。
● 白系:部屋が明るくなる・カーテンなどは色を濃くするとバランスが取れる
● 黒系:落ち着いた雰囲気が出る・照明を明るくしておかないと暗い部屋になってしまうので注意
● グレー・ベージュ系:オフィスなどに使われる場合が多い・白系と同じ効果がありますが白系より汚れが目立ちにくい
● ブラウン系:木製家具で揃えたい方に最適・高級感やクラシックな雰囲気が出る
● 暖色系:薄い淡めの暖色系であれば幸福感や安らぎを与えられる部屋になる
● 寒色系:知的な印象を与えてくれる・白い壁紙などの部屋に合う
これらのカラーイメージを参考に、どんな部屋にしたいのか考えてみましょう。
最近のカーペットやじゅうたんには、さまざまな機能がついているものがあります。
特にダニや抗菌などは標準的についている場合が多いです。
● 防ダニ
● 撥水
● 防音
● 抗菌
● 防臭
● 防炎
● 制電
機能は付け過ぎるとその分、高額になってしまいます。
本当に欲しい機能が最低限ついたものを選べば十分でしょう。
どこにカーペットやじゅうたんを敷くのか、一番目の手順で決めたと思います。
部屋全体に敷くのであれば、部屋のサイズを測り、柱などを避けて敷き詰めるといいでしょう。
部屋の一部に敷くのであればサイズ感は重要です。
大きすぎてしまうと圧迫感があったり、小さ過ぎると欲しい場所までカバーできなかったりします。
購入する前には欲しいサイズなどを測って購入するようにしましょう。
本記事ではカーペットやじゅうたんの違いについて紹介しました。
カーペットの中でも、手織りなどの高級品をじゅうたんと呼び分けしている場合があります。
部屋の敷物を決める際には、本記事で紹介した4つの手順を参考にしてください。
想像通りの部屋の雰囲気になるように、カーペットやじゅうたんを選べば,お部屋が素敵になりますね。