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賃貸のウォシュレットは原状回復が必要?退去時にはどうする?

22.02.03

今や、トイレの設備として当たり前になっているウォシュレットですが、賃貸物件によっては設置されていないこともあります。
ウォシュレットの設置費用は比較的お手頃なので、自費で設置しようと思う方もいるかもしれません。

しかし、賃貸物件を退去するときは入居時と同じ状態にしなければならない「原状回復義務」があるので、設置を迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、賃貸のウォシュレットの原状回復について、またウォシュレット設置に関するオーナー側のメリット・デメリットを解説していきます。

賃貸のウォシュレットは原状回復が必要?退去時にはどうする?

賃貸物件のウォシュレットを取り付けてもいい?

結論からいうと、賃貸物件にウォシュレットを取り付けることは可能です。
といっても、自己判断で勝手に設置していいということではありません。
賃貸物件の設備は、すべてオーナーのものです。
ですので、取り付ける前には必ず賃貸物件のオーナーの許可が必要になります。
オーナーに直接連絡が出来ない場合は、不動産会社を通して取り付けていいか確認をしましょう。

許可を取らないとトラブルになることがある

勝手にウォシュレットを設置したとしても、ほとんどの場合オーナーに見つかることはありません。
だからといって、許可を取らずに取り付けるのは厳禁です。
賃貸物件の設備が故障した場合、オーナーが費用負担をして修理をします。
しかし、もともとあった設備に手を加えていたとなると、当然修理はしてもらえません。
また、ウォシュレットの設置が故障の原因とされる可能性もあり、トラブルになるリスクが高くなるため、必ず許可をもらいましょう。

賃貸物件に取り付けたウォシュレットの扱いについて

賃貸物件にウォシュレットを取り付けた場合、退去するときには原状回復をする必要があります。つまり、取り外してもともと設置されていた便座に戻さなければならないということです。
ただし、次の住居で使用しないのであれば、元の便座に取り替えるのは面倒という方もいるでしょう。

ここでは、賃貸物件に取り付けたウォシュレットの扱いについて解説します。

退去時は原状回復するべき?

基本的に、退去するときには入居時と同じ状態に戻す「原状回復」が義務となっているので、ウォシュレットは取り外し、元の便座を設置してください。
もし、置いていきたいのであれば、オーナーに交渉してみましょう。
オーナーが「そのままでいい」と言えば、便座に関しては原状回復をしなくても大丈夫です。

ただし、壊れていて使えないなどトラブルがある場合は、必ず正直に申告しましょう。
使用できないことが後で分かった場合、取り外しや便座交換費用を請求されるので注意してください。

ウォシュレット問題 賃貸物件のオーナー側の対応は何が正解?

入居者が「ウォシュレットを取り付けたい」と言ってきた場合、オーナー側はどのような対応をすればいいのでしょうか。
基本的には、現在の空室状況や賃貸状況(長く住んでいる入居者の要望なのか)によって対応は変わりますが、ここでは一般的な対応を紹介します。

ウォシュレットの取り付けは許可した方がいい

結論を言うと、ウォシュレットの取り付けは許可した方がいいでしょう。
というのも、入居者から希望されたのであれば、取り付け費用も取り外し費用も入居者負担になるので、オーナー側の負担は一切ないからです。

借主自身で物件の満足度をアップする設備を設置してくれるのですから、特に反対する必要はありません。

許可をするときの注意点

ウォシュレットの取り付けを許可する場合、必ず「修理は自分ですること」を伝えましょう。
もともとある設備の修理はオーナー負担ですが、取り付けた設備は借主負担となります。中には、それを理解していない借主もいるので、故障したときの対応をしっかり説明しておきましょう。

賃貸物件にウォシュレット設置を許可するメリット

賃貸物件にウォシュレット設置を許可するメリットは、前述しましたが、費用負担することなく入居者の満足度をアップできることです。
今は、ウォシュレットを設置している物件も増えているので、空室対策のためにオーナー負担で設置する賃貸物件も少なくありません。
それを自費で付けてくれるのは、オーナーにとって大きなメリットといえるでしょう。

賃貸物件にウォシュレット設置を許可するデメリット

賃貸物件にウォシュレット設置を許可するデメリットは、事情を知らない他の入居者に「自分のところにも取り付けて欲しい」と言われる可能性があることです。
「借主が自分で付けた」と伝えればいいだけですが、それでも入居者に不満や不快感を与えてしまうリスクがあります。

また、退去時に置いていくことを許可した場合、入居者募集のスレッドに「ウォシュレット完備」と記載できるメリットがあるものの、「付帯設備」となれば故障の際にはオーナーに修理負担がかかるのもデメリットです。
ただし、「残置物」として処理をすれば修理負担はないので、入居者に「残置物」(オーナー管理ではない設備)の説明をしておけば問題ありません。

まとめ

賃貸物件のウォシュレットは、取り付けた方に原状回復の義務があります。つまり、賃借人が設置したのであれば、退去時には入居時に設置されていた便座にしなければなりません。

ただし、自分でウォシュレットの取り外しや元の便座を設置すると、壊れたり設置に失敗したりして、余分な費用がかかってしまうことがあるので必ずプロに設置してもらいましょう。

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