21.09.22
壁紙やクロスを張替える場合、費用がどの程度かかるのか気になりますよね。
ネットで情報を調べても、張替えをする壁の大きさや壁紙によって値段が全く異なるため、高いのか安いのかも分かりづらいのが実情です。
ここでは、壁紙やクロスの張替え単価や料金相場、注意点などを紹介するので参考にしてみてください。
壁紙やクロスの単価は、「量産品クロス」「一般品クロス」など、クロスのグレードによって変わります。
量産品クロスと言うのは、名前の通り量産されている柄のクロスで、1mあたり650円から850円が相場となっています。
一般品クロスはデザインが豊富で機能性も高いため、1mでの単価は750円から1,200円が相場となります。
ただし、1ｍの狂いもなく貼り付けられるわけではないため、平米単価ではロスも見込んだ単価となっています。
そのため量産品クロスは1㎡800円から1,000円、一般品クロスは1㎡あたり950円から1,500円ほどが料金相場です。
壁紙やクロスの張替え費用は、クロスの単価だけを知っていても算出できません。
リフォーム会社などプロに依頼した場合、壁紙やクロスの費用が決まる要素は3つあります。
・壁紙・クロスのグレード
・張替える壁の面積
・リフォーム会社の諸経費
壁紙の単価はグレードで決まりますが、張替え面積の大きさに比例して壁紙の価格は上がります。
また、プロに依頼すれば諸経費もかかるので、リフォーム業者の見積を診る際はこの3点をしっかり押さえてチェックしましょう。
壁紙やクロスは、10年ほどで張替えるのが適切と言われています。
コストをかけずに張替えるには、自分でDIYをすると言う方法があります。
最近は、YouTubeなどで張替え方法をレクチャーしている動画もありますが、着手する前に注意点を必ず確認しておきましょう。
結論から言うと、張替えの技術や知識がない方の場合、DIYはおすすめしません。
トイレの壁などであれば、範囲が狭いですし、長時間いる場所ではないのでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
しかし、一般的な部屋の壁の張替えを失敗してしまうと、自分では修正するのは難しく、常に失敗した状態の部屋で過ごすことになります。
壁は一番目に付く部分であり、部屋の雰囲気を決める部分です。
失敗をした場合は結局リフォーム会社などにリカバリーしてもらうしかありません。
これでは、DIYをした分の代金とリフォーム代金のコストがかかり、逆にコストが高くなってしまいます。
広範囲の張替えを自分でチャレンジするのは止めておきましょう。
壁紙やクロスの張替え業者は、インターネットで検索するとたくさんヒットします。
このとき、「お手頃価格」「業界最安値」などの文言に惹かれて即決したくなる方もいるかもしれませんが、リフォーム業者を安易に選んでしまうと失敗する可能性があります。
ホームページ上では「張替え30,000円から」などと価格が書かれているとしても、前述したように、張替え価格はクロスのグレードや張替え範囲によって変わるため、その金額が高いか安いかは判断できません。
また、あまりにも価格が安い業者の場合、クロスが選べなかったり、クロスの品質が低かったりするので、仕上がりに満足できないこともあります。
業者選びは慎重に行いましょう。
張替えの費用は、無理に節約しないことも重要です。
壁紙やクロスは頻繁に張替えるものではなく、また部屋の居心地を決める重要な部分でもあるので、ある程度の費用がかかっても満足できるものを選んでリフォーム会社に施工してもらうのが正解です。
もちろんコストも気になるかもしれませんが、以下のようなちょっとした工夫で張替え費用を下げることができます。
・古い壁紙は自分で処理をする
・張替え前に自分で家具を移動させておく
・こだわりがなければ量産品クロスを選ぶ
壁紙の処理や家具の移動は諸経費に入っているので、これを自分でやることでコストを下げられます。
また量産品クロスでも機能性は十分ですから、こだわりがなければ普通の壁紙を選ぶことで費用を抑えられます。
毎日掃除をしていても、壁紙やクロスと言うのは汚れてしまいますし、いつの間にかシミが付いたりするものです。
部屋の中で一番面積を占める壁は、汚れていると気分も落ち着かず、また部屋全体がくすんだ印象になってしまうので早めに張替えるのが正解です。
張替えは自分でもできますが、失敗するリスクの方が高いので、たとえコストがかかるとしてもリフォーム業者に依頼をしましょう。
プロに任せれば、お気に入りの壁紙で完ぺきに仕上がるので、素敵なお部屋で快適に過ごしたいと言う方はぜひ弊社にご相談ください。
