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天井のクロスにひび割れが!原因と対処法を解説

21.09.16

天井のクロスにひび割れを見つけると、「家が壊れてしまうのでは」と不安になる方もいるでしょう。
逆に「ただクロスが剥がれただけ」と楽観的に考える方もいるかもしれません。
いずれにしても、天井のクロスがひび割れているということは、何かしらの不具合が起こっているので、適切な対処を行なうことが大切です。
ここでは、天井のひび割れの原因や対処法をご紹介していきます。

天井のクロスにひび割れが!原因と対処法を解説

天井のクロスにひび割れが起こる原因

天井のクロスにひび割れは、その家の環境や築年数、外部からの影響などさまざまな原因が考えられます。
適切な対処をするためには、原因を把握しておく必要があるので、まずはどういった原因があるかチェックしましょう。

経年劣化

経年劣化は、その名の通り時間の経過によってクロスや壁下地が劣化することでひび割れが起こります。
どんなに耐久性の高いクロスや壁下地でも、年月が経てば湿気などによって傷んでいくため、クロスが裂けたり壁下地の継ぎ目にひびが入ったりしてしまうことがあるのです。

クロスの寿命は約10年と言われているので、10年以上の築年数の家であればひび割れはクロスを新しくする目安とも言えます。
経年劣化が原因の場合はDIYでひび割れを隠すという対処も可能です。

建物の歪みや揺れ

自宅の近くに大きな幹線道路があると、トラックなどの大型車が通ることで家に振動が伝わるため、建物が歪んでしまうことがあります。
また、常に振動が起こることで少しずつクロスの継ぎ目がズレてしまうこともあります。

幹線道路がないとしても、大きな地震が起こったり暴風雨があったりすると、荷重が集中してしまい建物が歪んでしまいます。
このように、外部の影響から建物が歪んだり振動したりすることで、天井のクロスやボードにひび割れが起こることもあるのです。

木材の収縮

木造住宅の場合は、天井の壁内部の木材が収縮することで天井がひび割れを起こしている可能性があります。
木造建築に使われる木材は湿気や乾燥の影響を受けづらく、強度の高いものが使用されていますが、それでも年月が経てば収縮します。
収縮の度合いは木材の種類や等級によって異なるので、等級が低いものを使っているようであればひび割れはどんどん進行するため注意が必要です。

クロス自体が縮む

クロスの素材は、塩化ビニール製が主流となっています。
塩化ビニールは寒暖差によって伸びたり縮んだりするので、日本のように四季がはっきり分かれている環境では収縮が耐久性に大きく影響します。
塩化ビニールの伸び縮みによって、クロスの継ぎ目部分の隙間が広がり、ひび割れが起こりやすくなるのです。

天井のひび割れを見つけた時の対処法

天井のひび割れを見つけたとしても、特に生活に支障がなければ放置をしてしまうかもしれません。
しかし、万が一建物の歪みや天井内部の腐食が起こっている場合は、すぐに修繕する必要があります。
放置をしてもひび割れは直らないので、正しい対処法を覚えておきましょう。

ひび割れの状態を確認する

ひび割れを見つけたら、まずはひびの長さや位置など状態を確認して記録しましょう。
「そんな対処法で良いの?」と思うかもしれませんが、状態を記録しておくと、1ヵ月後や2ヵ月後にひびが進行しているかいないかを判断できます。
もし、短期間でひびが大きくなっているのであれば、早急にリフォーム会社などの専門家に原因を特定してもらいましょう。
専門家であれば、ひびが表面上のものなのか、建物の内部に問題があるのかを判断できます。

ただし、前項で挙げたように、自宅近くに幹線道路があったり、大きな地震や台風が起こったりした場合は状態を経過観察するよりも、すぐに専門家に診てもらうことをおすすめします。

天井のひび割れはDIYで補修できる?

天井のひび割れは、DIYでも補修できます。
クロスが剥がれているのであれば、その部分だけを切り取って張替えることが可能です。
木材などであっても、パテ埋めをすることでひび割れの進行を防ぐことはできるので、やっておいても無駄にはならないでしょう。
しかしDIYでの補修は、一時的な対処法でしかありません。

天井がなぜひび割れを起こしているのか、ある程度の原因が分かったとしても、建物自体にどのような影響があるのかは専門家でなければ把握できません。
見た目は小さなひび割れでも、内部に重篤な症状が出ている可能性もあります。
DIYによる応急処置は問題ありませんが、家の修繕は早ければ早いほど補修費用も抑えることができるので、必ず専門家に相談しましょう。

天井のひび割れはリフォーム会社に任せるのがベスト!

天井にひび割れがあっても、クロスが剥がれている程度であれば自分で補修できます。
しかし、内部が腐食していたり、建物自体が歪んだりしている場合は、見た目だけを補修してもすぐにひび割れができてしまいます。

そもそも、内部や建物に問題が発生している場合は、早めに適切な対処をしないと大規模な修繕が必要となるので注意しなくてはいけません。
ひび割れの原因や危険度の高さは専門家でないと判断できないので、ひび割れを見つけたらまずは弊社にご相談ください。